微力だけれども 決して無力ではない

講座に開発目標が設定されています。

 この言葉をスローガンに、豊丘村公民館では早くからSDGsに取り組み、様々な活動をしています。住民にSDGsについて学びを提供したり、情報を発信するだけでなく、公民館も学び続けるという姿勢です。

講座のチラシ

 また、新しいことを始めるだけでなく、既存の講座を、17の目標に当てはめることで身近で実践できるSDGsのヒントを提供しています。環境学習(ゼロカーボン、フードドライブ)や年代を超えたつながり等にも注目しているそうです。

 公民館は「ゆめあるて(夢+スペイン語の芸術の意味のarte からなる)」という豊丘村交流学習センターの中に教育委員会とともにあり、図書館も併設されています。大ホール(椅子300席)や研修室の他にオープンスペースがあり、学校帰りの中学生が勉強をしながら迎えを待つ場所となっていたり、夏の暑い時期には、冷房環境の場所として住民に声掛けをしているそうです。ロビーには自館だけでなく、県内の公民館の館報も置かれていたり、イベントのポスターも多く掲示されていました。


 人口が減少している悩みは、他市町村同様ですが、公民館の登録グループの多さには、目を見張りました。開放的な明るい建物は、住民が集まりやすい、集まりたくなる場所になっていると感じました。