小川村は長野市の西隣りにあり、自然豊かな里山とおやきの里として有名です。公民館は村の中心部のちょっとした高台にたたずんでいました。今回は、松本貴秀館長さんに館内を案内していただきました。
小川村公民館は活動も盛んで、すばらしい館報をはじめとして数ある活動の中から、今回は2つのことを紹介します。まず、一つ目は図書室です。公民館の東の一角を占め、蔵書の数、ジャンルが豊富で利用者も多く、ちょうど取材した日に訪れていた住民の方は、毎週金曜日に必ず利用し貸出しと返却を繰り返しているとか。図書室ができた時からの利用者だそうです。図書委員会があり年3回のイベントを実施しているとのことです。
二つ目は、村最大のスポーツイベント「おがわ健康スポーツフェスティバル」です。時代変化から歴史ある「村民運動会」が無くなり、新たにニュースポーツ主体の「村民ピック」を立ち上げ9年間実施してきたそうです。しかし、子どもから高齢者まで多くの人が楽しめるスポーツをと、村内で楽しく実施している全スポーツに健康を加え、同日一斉に開催する「おがわ健康スポーツフェスティバル」を小川ふれあいクラブメンバーの創意工夫によりリニューアルしました。当日は、スタンプラリーや豪華景品抽選会なども行われ会場は大いに盛り上がるそうです。楽しそうですね。
人口2000人強の小さな村ですが、公民館を中心にした一体感をしっかり感じることができました。