令和4年6月25日に開催された館報関係者研修会の際、山崎館長さんにお話しをお聞きしました。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、公民館訪問を控えていましたので、久しぶりのご紹介です。


 人口約1万2千人、世帯数4470戸の松川町は、古くより公民館活動の活発な町で、現在中央公民館では、企画事業並びに自主事業が100事業行われており、社会教育団体も92団体となっているそうです。中でも、松川町三大集会として、「公民館研究集会」、「健康を考える集会」、「福祉を考える集会」が歴史を重ね継続されています。また、近年は、「男(ひと)と女(ひと)いきいき講座」を、子どもとの関わりについて悩む子育て世代を対象に開催しているそうです。悩みを解決するだけでなく、子育て世代の交流の場となっています。
 中心部を見下ろす高台にある公民館は、図書館、体育館、資料館とも連結されており、玄関には、たくさんの利用者の作品が飾られていました。親しみやすく、様々な年代の方が集まる場となっていました。
 また、表紙の写真が印象的な公民館報は、今年3月700号となり、令和2年度全公連全国公民館報コンクール(隔年開催)では銀賞を受賞しています。

 発刊65年目の館報は、町の歴史や、時代背景も分かる貴重な財産として、公民館活動を支えています。
 700号の表紙の写真は、松川町内を流れる河川を見事なカメラワークで紹介するもので、圧倒的な存在感があります。