県公運協の副会長で大町公民館長の平林晃さんにお話を伺いました。大町公民館は、大町市文化会館の建物の中の1階と2階に併設されています。同じ敷地の中にサン・アルプス大町、フレンドプラザ大町があり、3つの大きな建物が並んで立っており壮観でした。駐車場や広場の敷地が広く、雪かきをはじめ管理が大変だろうなと思いました。


 公民館の特徴のある事業のひとつとして日本語教室があります。この事業は、始めてから20年くらいになるそうで、近隣地区では早くから行われているとのことです。企業に勤める外国の方、結婚などで市内に住んでいる方たちを対象に毎週1回開いています。講師はボランティアで10人ほど登録しています。常時5~10名が参加し、マンツーマンで日本語を教えています。国も様々で、ネパールやベトナムなどアジアが多いとのこと。七夕やクリスマスの時には全体で自国の家庭料理を持ち寄ってパーティーを開くなど、異文化交流の場になっていて、とても楽しいと評判になっているのだそうです。
 来年度の県公民館大会は大町市で開催されますが、主会場は大町市文化会館の大ホールを予定しています。また、分科会は文化会館、サン・アルプス大町、フレンドプラザ大町で行う予定で、来年こそは何とか皆が集う形で開催できればと、そのためにしっかり準備を進めたいと平林館長さんは力を込めておっしゃられました。