ここちよいつながり

 喬木村公民館では、これからの公民館のあり方について公民館運営審議会に検討を諮問し、令和4年度から令和5年度に13回の審議会で、今後のあり方について検討され、その結果、昨年12月に「これからの公民館の目指す役割は、『ここちよい つながり』をつくり、それを広げること」という答申がされたそうです。
 令和6年1月、今年初めてとなる公民館訪問をさせていただき、林館長と市瀬主事より、答申を踏まえた目標に向け熱意溢れるお話をお聞きすることができました。

講座のチラシ

 喬木村公民館で続けられている事業の一つに「平和学習」があるそうです。今年度も、2月に東日本大震災から始まった活動を取り上げた映画「種まきうさぎ」の上映が予定されています。
 また、学ぶとともに、住民が集う場所となるよう、なかなか公民館に足が向かない若者向けにe-スポーツの講座、中高年男性向けの講座なども検討されているとのことです。ごみの出し方を学ぶ「ゴミニケーション」という講座も注目しました。「気軽に参加でき、体験を通して、つながりができる」 しっかりとした方向が見え、まだまだ広がる公民館活動の可能性のお話に、事務局も今後の活動への様々なヒントをいただきました。 


 初めて喬木村に伺いました。役場に隣接した福祉センター内に教育委員会とともに公民館があります。晴天もあり、立ち並ぶ「いちご狩り」の看板に春が近づくのが早い地域と感じました。村歌にも歌われている阿島傘や椋鳩十文学の里としても有名です。