安曇野市の堀金公民館を訪問しました。堀金公民館は、地域課、図書館、市水道料金センターからなる複合施設(堀金支所)内にあります。施設の1階に事務室があり、3階に会議室(3)、スタジオ(2)、創作室が、別館には講堂と調理実習室が単独であるなど、恵まれた環境の中にありました。


 安曇野市公民館の理念、堀金公民館の運営方針に基づき企画される公民館の事業は、近年、各種団体との連携により、より一層住民の皆さんを結びつける活動となっています。小学校と地域の協働により用水路の清掃が行われ、住民有志でつくる「ふるさと堀金を楽しむ会」とは合同主催により講演会等を毎月開催しています。堀金地域教育関係者連絡会では毎月情報交換をし、子どもの健全育成推進のためネットワークづくりがされています。「公民館単独で小さい花火をあげるより、連携して大きい花火をあげたいと思っている」と山田館長さんは話していました。
 また、一昨年より堀金独自の館報「常念の里」が創刊、毎月発行され、回覧板で堀金地域各戸をつないでいます。より一層身近な情報と山田館長の編集後記のほっとする一言で住民との距離の近さを感じました。
 安曇野市各館では、これまで公民館職員が館長と社会教育指導員以外は地域課所属だったのが、今年度より教育委員会所属となりました。3階建ての建物の階段には、健康づくりのため常念岳階段登山の取組みがされていましたが、堀金公民館の活動の目指すところも、ますます(常念岳を上回るほど)高くなっているのでは?と感じました。