令和4年12月8日(木)に塩尻市で開催しました。当初2日間で開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、残念ながら情報交換会は中止とし、1日で開催しました。12月開催となり、お天気が心配されましたが、晴天に恵まれ県下各地からスムーズにお集りいただけました。

 今年度のテーマは、「防災・減災の地域づくり ~公民館が果たすべき役割とは~」です。
 基調講演では、伊那市総務部危機管理課係長 小松剛氏より、『「地域防災力」を高めよう~地域づくりが強い地域をつくる~』と題して講演をいただきました。伊那市職員として、様々な取組みをされているお話を聞く中で、忘れていく災害の怖さを思い出させていただきました。そして、公民館のできることは、災害時だけでなく、防災学習を通して地域のつながりをつくること、ということ、災害時にはいかに日常のつながりが大切か、ということをお話いただきました。さらに、ワークショップでは、参加者同士の交流もでき、新たな視点に気づくこともできました。

 つづく分科会では、4つのテーマに分かれ、話題提供をもとに討議がされました。熱心に質問する姿や、グループ討議では、日ごろの悩み相談や各地区の情報交換をする姿も見られました。
 集まって開催する良さが実感できた研修会となったのではないでしょうか。